自動車保険で事故時保険を利用すると翌年以降数年のトータル支払保険料がどれくらい変わるか調べてみた。My4シリーズGCの場合のシミュレーション結果を算出してみました。
こんにちは!
evening_skyです。
自動車保険に関して2013年10月に多くの保険会社で「ノンフリート等級制度」の改定が行われました。
私が入っているチューリッヒの自動車保険も同様に改定が行われましたが、常に20等級だったのであまり気にしてませんでした^^;
改定後飛び石やちょっとした傷補修は保険を使わないほうがいいって話も聞いたりしますのでちょっと調べてみました
さて、そもそも「ノンフリート等級制度」とは何でしょう?
ググったらソニー損保のサイトが分かりやすかったです。
所有・使用する車のご契約台数が、他の保険会社での契約台数を含めて 9台以下の場合をノンフリート契約者といいます。
(10台以上の場合は「フリート契約者」)
そのノンフリート契約者の契約に適用する無事故割引(割増)の等級を「ノンフリート等級」といいます。
ノンフリート等級は1等級から20等級で表され、等級が高いほど、割引率も高くなります。
契約期間中の事故の有無、形態により、次年度のノンフリート等級が決定されます。
一般的には、保険期間中に無事故の場合は、翌年のご契約の等級は1等級上がります。
また、事故が発生した場合は、事故1件につき3等級下がります。
なお、事故の原因や内容によっては事故1件につき1等級下がる事故や、事故件数として数えない事故(ノーカウント事故)もあります。
2013年10月の「ノンフリート等級制度」の改定からは
事故を起こして保険を使った人は、翌年以降、3年間の保険料負担が増える仕組みになりました。
自動車保険は若者のクルマ離れによる収入減や高齢者の事故増加等で支出が増え、2008年度以降赤字経営が続いており、
今回の制度改定で事業の黒字化を目指そうという目的で改定されたそうです。
事故を起こして保険を使った顧客の保険料負担を重くして赤字解消って感じです。
事故で保険を使うと、原則として「3等級ダウン事故」となります。
事故の状況などによっては「1等級ダウン事故」扱いになります。
飛び石修理とかいたずらとかは1等級ダウンにあたります。
新制度では事故を起こして保険を使うと、現行制度同様に3等級下がるだけで無く、その後3年間は「事故有り」の割引率が適用され、保険料負担が大きくなります。
15等級の人が事故を起こした場合、翌年の等級は3等級下がって12等級になりますが、
同じ12等級でも事故が無い場合の割引率は「48%」、一方、事故を起こした場合の割引率は「27%」といった具合に同じ等級でも全然支払額が変わってきます。。。
その後3年間は、無事故でも事故有りの割引率で等級が推移、3年間事故が無ければ、4年後には再び無事故の15等級、「51%」の割引率に戻ります。
(1年間に複数回事故を起こした場合の事故有り係数適用期間は最大6年。。。)
免許証みたいにブルーになったらゴールドに戻るのが大変な感じに近いですねw
具体的な金額のイメージがつきにくいのでチューリッヒのシミュレーションサイトでMy4シリーズグランクーペの場合でシミュレーションしてみました。
まずは3等級ダウン一回の事故の場合
保険支払を受けると155,120円も支払保険料に差がでます。。。
続いて飛び石などの1等級ダウンの場合
こちらは54,800円の支払いの差になりました。
私の場合免責5万なので10万以上の支払いでトントンといったところでしょうか^^;
最後は3等級ダウン事故2回の場合
275,550円とかなり大きな支払いの差になりますね。。。
恐ろしい(汗
参考にサブカーのN-ONEについても3等級ダウン事故1回の場合を出してみました。
こちらも5年で12万くらいの差となりました。。元々保険料も低いですが等級が低いと結構痛いですね。。。
この保険料改定ですが、無事故の割引率はとくに変わってない感じなのでく契約者に不利な改定な気がしますが赤字解消のためには、仕方ないんですかね…
飛び石やちょっとした補修なら保険を使わないほうがお得ってなにか本末転倒な気がします。。。
ちなみに、BMW自動車保険は複数年契約で事故で保険を利用しても支払は変わらないそうで、少し割高ですが安心ですね。
今度乗り換えるときはBMW自動車保険も検討しようと思います^^;
それでは、また!
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