おはようございます。

正月三が日の首都高がガラガラ状態で、大渋滞している平常時の1/10とか1/100の通行量だからかと思っていたらそれは大きな間違いで、通行量は平常時の17％くらいしか減っていません。たった17％の差でこんなに渋滞が発生する理由はスピードダウンする先頭車両がいるからです。もちろん首都高の場合はJCTやICでの合流やトンネル出入り口での減速が必須の場合が多いのでそこを起点とする渋滞は避けられないです。
同様に大型連休中の各高速道の渋滞は交通量自体はそれほど多くなっているわけではなく、先頭車両がブレーキを踏んで減速する為、数十キロ後方まで渋滞が発生するというメカニズムです。
毎日荷物を運ぶトラックが80km/hで同じペースでずっと走り続けるのとは真逆で、運転に不慣れなドライバーが大型連休中に一斉に走るので、用もないのにブレーキ踏みまくって渋滞を起こしているわけです。
上り坂に「速度低下注意」とかやんわり書いてありますが「アクセルしっかり踏んでスピード出せ！」とかにしないとダメです。
ドイツのアウトバーンのように、速度差のある車が後ろから来た時に譲らないと進路妨害で最悪、運転不適合者として免許剥奪です。この制度を日本も見習えば渋滞など起こらないと思います。

ご指摘の渋滞発生が分かっているのにあえてその日その時間帯に飛び込んでいくのはなぜか？ですが、日本の社会構造そのものが要因の一つです。そう、仕事や休みの分散が出来ない人が大半だからです。

良いGWを過ごされましたか？