BMWのキドニーグリルはアクティブ・エア・ストリームを採用した開閉式キドニー・グリルが主流になっていくのか?
こんにちは!
evening_skyです。
先日新型5シリーズの試乗記事を書きましたが、
フロント・デザインで気になったのがアクティブ・エア・ストリームを採用したキドニー・グリルがあります。
この開閉式のキドニーグリルですが、新型7シリーズ(G11/12)で初めて搭載されて新型5シリーズ(G30)にも採用されました。
「アクティブ・エア・ストリーム」という名称で、キドニーグリルと内部に組み込まれたエアプラップで構成されており、通常時は空気抵抗を減少させるために閉じているが、エンジンやブレーキに冷却が必要な時のみ自動時に開いて冷却気を供給してくれます。
空気を取り入れる必要がない時には、エア・ベントを備えたラジエーター・グリルを電動で閉じて、エンジン・ルームに流入する空気の量を抑制し、エアロダイナミクスと燃料消費量の両方を最適化することができるとのことです。
メカニズム的には凄いですがそれなりにコストがかかってそうですね^^;
今後は開閉式のキドニーグリルが新型車に搭載されるようになっていくのでしょうかね?
そうするとグリル交換などのモディができなくなるのはちょっと残念な方もいるでしょうね^^;
クローム仕上げの縦のバーは好き嫌いもあるかもしれません。
実際に開閉している動画はこちら
ただこの開閉式のキドニーグリルを採用したことにより
新型5シリーズはボディの空気抵抗が従来型より10%減り、Cd値は0.22とトップレベルになっています。
まあキドニーグリル以外にもいろいろ工夫はしているでしょうが。
Cd値とは「Constant Drag」のことで、どのくらいスムーズに空気が流れるかという空気抵抗係数を表していて速度には左右されません。
空気抵抗の大きさは、このCD値に前面投影面積(自動車を真正面から見たときの絶対的な面積)を掛けたものになります。
因みにCd値ですが、3シリーズだとE90が0.28、F30では0.26となっています。
それと比べても今回の5シリーズの空気抵抗値は凄いですね!
BMW次期3シリーズ(G20)にもこの開閉式のキドニーグリル採用されるんでしょうかね?
走りにも影響を与える装備ですし、私の予想としては採用される気がします。
それでは、また!
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evening_skyさん、こんにちは〜
E46の頃は隠れた電制化が盛んでしたが、F30世代になると目に見える電制化電動化が盛んですよね。
ブレーキアシスト含むドライビングアシスト、ACC、日本には導入されていませんがハイビームアシストなど、そしてi performance。
その分、お値段の方もうなぎ登り。1.5倍くらいの値差があります。(この十数年の物価上昇率から考えると電化にお金払ってるとも言えるかも)
まあそれだけ便利になった、でも駆け抜ける喜びは衰えてないという事で大したものなんですけどね。
と随分引っ張ってから本題。アクティブ エア ストリーム、私も高い確率で採用されると思います。値段に応じてという事で上位モデルだけとかかも知れませんが。
あっきろさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます^^
ほんとF世代は電子制御が進みまくりですよね。。。
メンテもショップでしかできなくなってきましたね。
確かにお値段も高騰してきて次世代は私には新車では手が届かなくなりそうです(汗
あっきろさんもアクティブエアストリーム採用派ですか^^
さて実際はどうなるでしょうか。楽しみですね!
結果は2年後くらいに分かる感じかなあ^^;
確かにコストによってグレードに応じてってのもありそうですね。
またよろしくお願いします!
こんにちは~(^-^)/
開閉式機構は新型転換炉プリウスにも採用されていますが、始動直後、冬季等の燃費改善にも効果があるようですね。
燃費改善の流れからも開閉式のキドニーグリルは次世代モデルには装備、されて行くんででょうね。
新型5シリーズのキドニーグリルの大型化は、開閉式の採用で機能、性能とデザインを両立出来たのかもしれませんね
ども、でした~(^-^)/