【試乗レポート】トヨタ新型クラウン見て、試乗して、見積もりしてきました^^ハイブリット2.5G試乗編♪
こんにちは!
トヨタ新型クラウンについて前回の内装・外装について書きましたが、今日は試乗編です。
試乗車は、新型クラウンのハイブリット車2.5リッターモデルのグレードはGです。
車両本体価格は562万円(税込)になります。
このGグレードは、旧モデルのクラウンロイヤルに当たる装備が充実した快適性重視タイプですね。
マジェスタはその上の「Gエグゼクティブ」に当たり、アスリートに相当するスポーティな仕様として「RS」「RSアドバンス」といった感じです。
ボディカラーは「プレシャスガレナ」という新色で、シルバーブルーメタリック的な光によって澄んだ青っぽくなる不思議で素敵な色ですね。
カタログやHPだとシルバーぽくも見えますが、実際は青の方が強いですね。
ちなみにオプションボディカラーの有料色でメーカーオプション54,000円です。
試乗車の写真は上の1枚しかないのでHPの写真を織り交ぜながら紹介します。
サイズ的には横幅1,800mmで抑えていますが、全長は長めですね。BMW5シリーズやメルセデス・ベンツEクラスと車格サイズ的にはライバル車となりますね。
エンジンは現行トヨタのカムリベースでFR用に仕立て直した2.5リッター直4エンジン+モーターのハイブリッドで滑らかな加速感と優れた燃費性能を実現しているそうです
以下テクノロジーの説明です
先進の高速燃焼技術がもたらす、高出力と低燃費。
2.5L DYNAMIC FORCE ENGINE A25A-FXS × HYBRID SYSTEM
高い燃焼効率・高出力を両立した「2.5Lダイナミックフォースエンジン」と、進化を続けるハイブリッドシステムの小型・軽量・高効率化技術を組み合わせることで、優れた動力性能と低燃費を実現しています。エンジンのポテンシャルを最大限引き出すために、TNGAに基づき基本構造から刷新した直列4気筒2.5L直噴エンジンを搭載。
高圧縮比・ロングストローク化、タンブル流強化と吸気流量アップを両立する高効率吸気ポートに加え、直噴インジェクターにより高速で安定した燃焼を実現しています。
さらに、吸気バルブの開閉タイミングを最適制御する「VVT-iE」を採用し、レスポンスを向上。
高出力化と最大熱効率41%に達する燃費低減を高次元で叶えました。トランスミッションはCVTです。
電気式無段変速機(シーケンシャルシフトマチック[6速]+パドルシフト付)2.5Lダイナミックフォースエンジン搭載のFR車および4WD車用にそれぞれ開発。
シフトを「S」ポジションに入れることでマニュアル感覚のシフトチェンジができるシーケンシャルシフトマチックや、ステアリングから手を離さずに指先で直感的なシフト操作ができるパドルシフトも備えています。
この2.5リッターのハイブリッドモデルの前後の重量配分は50:50となっているのは素敵です
ちなみに2Lターボは8速ATなのでCVTとの違いも気になりますね
それでは試乗レポに戻ります
まずは乗り込んでエンジンスイッチを押すとステアリングとシートが可動します。
演出がカッコいいですね
シートの座り心地やステアリングの太さや握った感じも悪くないですね
長時間運転しても大丈夫そうです^^
メータ表示は大きめで見やすいですね。この辺はクラウンは年齢層高めなので見やすさ重視なんでしょうね。
まずドライブモードはノーマルモードでスタート!
発進は静かですね。低速時はモーターメインなので穏やかに走り出せますね。
社内の静寂性は高くさすがクラウンですね。
トランクも密封性を重視しあえてウォークスルーにしなかったそうです
第一印象は「静か」ですね。気密性も高そうです。
アクセルを踏んでいくと加速スピードも自然な感じで加速していきます
静寂性を重視しているかエンジン音も少し遠くで聞こえるような少し控えめな音量ですね
アクセルを強めに踏み込むとモーターのアシストもあり心地よい加速感を味わえます
モーターとエンジンのバランスが良いですね。結構セッティングには苦労したんじゃないでしょうか
クラウンだけに乗り心地もいいですが、ふわふわとした感じではなく、路面との接地感も感じられ
ロードインフォメーションも感じられますし、フラットな乗り心地になるようにチューニングされているようです。
BMWよりはメルセデスの乗り心地に近いかもしれませんね。
道路の凹凸もマイルドにいなす感じで同乗者からもクレームはなさそうですw
ブレーキフィーリングもそれほど速い速度は出せませんでしたが効きも自然でドイツ車と違いガツンと効く感じではないですがサーキットを走る車ではないので、良好といっていいのではないでしょうか
コーナリングもロールも抑え気味ですが硬すぎることもなく自然に回れる感じですね。
高速などで高速域でのコーナリングも試してみたくはありますが、日本の市街地では全く問題ないのではないでしょうか
ハンドリングの応答速度もリニアで切った分だけ回るといった感じでクルマとの一体感も感じやすいですね
剛性感も高い印象です。新型クラウンですが現行型の「レクサスLC/LS」と同じ「GA-Lプラットフォーム」を用いて開発されていて先代の14代目クラウン比で1.5倍のボディー剛性を実現しているそうで、ミシリとも言わない剛性感はドイツ車並みに近づいたのではないでしょうか
続いてスポーツモードするとエンジン音のボリュームが上がりアクセルレスポンスもクイックで切れのある加速を見せてくれました。
これはなかなか走ってて楽しいですね。
個人的にはスポーツモードメインで走らせたいところですね。
試乗車はGグレードだったのでドライブモードは標準系なのでエコ/ノーマル/スポーツの3モードでパワートレインとパワステ、空調の制御が変更される仕様です。
AVSが装着されたRSグレードだと電子制御可変サスが採用されていてコンフォート/エコ/ノーマル/スポーツ/スポーツ+/カスタムの6モードが選択可能になり
コンフォートとスポーツ+は電子制御サスの特性も変更されるようです。
Gでスポーツモードもなかなか楽しめましたがRSでスポーツプラスモードだとかなりスポーティな走りができそうですね~
Gグレードなので「カラーヘッドアップディスプレイ」HUDが標準装備されていましたがガラス投影型でなかなか見やすかったですね。
BMW新型5シリーズのHUDの方がどちらかといえば見やすかったかも。
総評ですが新型クラウンハイブリッド2.5ですが、乗り心地とハンドリングのバランスがいい印象ですね。
日本限定車なのにニュルで走り込んだだけあって素敵な出来栄えです
新型クラウン今回かなり頑張ったなあって印象です
ネガを言うとノーマルモードは静かでおとなしく優等生な感じでエンジンサウンドも控えめでエンジン音はもう少し聞こえてほしいなというのと、
CVTなので個人的には段付き感やダイレクト感をより味わえる8速ATモデルがいいなと思いますが、
ハイブリットモデルなのでこの味付けと組み合わせがベストというのもわかります
よりスポーティな走りを味わいたかったら2lターボを選べということなんでしょうね
エンジン音やエンジンを回して楽しむようなパワフルな走りを求める方にはハイブリットモデルよりガソリンモデルのほうが良いかもしれません。
ということで最初はハイブリットモデルで走りはあまり期待していなかったのですが
思った以上に出来がいいなあ~って感じました。
万人受けしやすく一番売れているモデルというのもわかりました。
それにしてもすでに4ヶ月待ちって凄いですねえ。
ハイブリッド車はやはり全体的に静かだったので次はスポーティ方向に振り切ったという2LターボのRSに乗ってみたいですね
8速ATの出来も気になります^^
ということで次回は最終回、見積もり編です
見積はハイブリット2.5LのRSアドバンスと、2LターボのRSアドバンスの2つで見積もりをつくってもらいました。
2つの見積書を見比べてみると意外な結果が。。。
それでは、次回へ続きます^^
お気軽にコメントください^^