BMWプラグインハイブリッド「330e」「225xeアクティブツアラー」発売!気になるリチウムイオン・バッテリー交換や保証、自宅の充電用コンセントの設置費用や総走行可能距離に関して調べてみた^^
こんにちは!
evening_skyです。
昨日BMW4シリーズグランクーペ420iの限定モデル「IN STILE」発売の記事書きましたが、東京モーターショーで公開されていたBMWプラグインハイブリッド「330e」「225xeアクティブツアラー」2車種も立て続けに発表してきました。
勢いありますね^^
ということで今日はBMWプラグインハイブリッドモデルの「330e」「225xeアクティブツアラー」についていろいろ書いてみようと思います。
以前モデル別の売上げランキングについて記事にしましたがBMWの売れ筋1位2位モデル
3シリーズと2シリーズのプラグインハイブリッドを用意してきました。
注文の受け付けも開始して納車は3月から随時となっています。
ちなみにプラグイン・ハイブリット車とは電気自動車(EV)と従来のハイブリッドカー(HV)の長所を併せ持ったクルマで、
大容量バッテリーを搭載し、日常用途では電気自動車として走行可能、ハイブリッドカーとしても走れるので、長距離でも電池切れの心配なしと使い勝手の良い車です。
今回発売となったプラグイン・ハイブリット車「330e」「225xeアクティブツアラー」の価格はこんな感じです。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
モデル | エンジン | トランスミッション | 希望小売価格 |
330e | 2.0リッター直列4気筒DOHC |
8速AT | \ 5,540,000 |
330e Sport | \ 5,770,000 | ||
330e Luxury | \ 5,970,000 | ||
330e M Sport | \ 5,990,000 |
3シリーズ「330e」はMスポーツも含めて全て500万円台に抑えてきました。
現在販売中のF30のラインナップと比較のためにアクティブハイブリット3も含めてパワートレインと価格を一覧にしてみました。
モデル | 330e | 320i | 320d | 330i | 340i | アクティブハイブリッド3 |
最高出力 | 255ps | 184ps | 184ps | 252ps | 326ps | 340ps |
最大トルク | 410Nm | 270Nm | 380Nm | 350Nm | 450Nm | 450Nm |
Mスポーツ価格 | 599万円 | 528万円 | 551万円 | 622万円 | 776万円 | 785万円 |
単純に数値のスペックでは比較できませんがかなり頑張った価格設定だなあって感じました。
モデル | エンジン | トランスミッション | 希望小売価格 |
225xeアクティブ ツアラー Luxury | 1.5リッター直列3気筒DOHC BMWツインパワー・ターボ・エンジン + 電気モーター | 6速AT | \ 4,880,000 |
225xeアクティブ ツアラー M Sport | \ 5,090,000 |
また2シリーズ「225xeアクティブツアラー」も509万とガソリンモデルの「225i xDrive アクティブ ツアラーM Sport」が494万円なので15万上乗せでプラグインハイブリッド(PHV)が手に入ることになります。
あとはプラグインハイブリッド車は減税も大きいですね。
自動車取得税・重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も75%減税となります!
このお買得価格設定はCO2削減規制の動きが大きいでしょうね。違反すれば罰金措置ですから。。。
欧州ではこれまでより30%以上低いCO2排出量を求める(新車の二酸化炭素(CO2)排出量を1kmあたり95g以下とする)「2021年規制」が控えているのと、米国カリフォルニア州の「ZEV(Zero Emission Vehicle)」規制強化で2018年よりエンジン走行を主体とするハイブリッド車(HV)がZEV対象から外され、電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)と並んでモーター走行を主とするプラグインハイブリッド車(PHV)がZEV認定の対象となります。
こういった背景もありBMWはプラグインハイブリッドの普及にかなり力をいれてる感じですね。
「X5 xDrive40e」がBMWブランドでの初のプラグインハイブリッド車でしたが今後は7シリーズがもうすぐ、他モデルに関してもプラグインハイブリッドモデルを一通り用意する流れになりそうですね。
BMWプラグインハイブリッドに関してよくある質問についてサイトにまとまっていました。
ドライビングモードについては、BMWのモデルでは、ドライビング・パフォーマンス・コントロールにおいて、「コンフォート」モード、効率性を重視した「ECO PRO」モード、いっそうダイナミックな走りを可能にする「スポーツ」モードの選択が可能ですが、プラグイン・ハイブリット・モデルでは、これに加え、電気モーターとガソリン・エンジンのオペレーション・モードを「eDriveボタン」で切り替えができ、次のドライビングモードが選択できます。
■AUTO eDrive モード:
AUTO eDriveモードでは、革新のBMW EfficientDynamicsによるシステムが、走行速度とバッテリーの充電状態に応じて電気モーターと内燃エンジンの最も効率的な相互制御を決定します。このモードは2段階に分けられます。バッテリー充電状態が12%~100%の場合は、最高80km/hの速度まで電気のみによる走行を愉しむことができます。これより速度が速くなったり、または走行状況が厳しい場合は、自動的にガソリン・エンジンが始動します。バッテリーの充電状態が12%を下回った場合にBMW 330eが電気のみで走行できるのは、緩やかな加速であれば最高20km/hまで、軽い加速や定速走行の場合は最高55km/hまでです。■MAX eDrive モード:
最高120km/h の速度まで、完全なるゼロ・エミッション走行を愉しむことができます。より速い速度での走行時、またはフル加速時には、自動的に内燃エンジンが始動します。■SAVE BATTERY モード:
バッテリーの充電が低下した場合は、SAVE BATTERY モードに切り替えることで、現状のバッテリー残量の低減を抑えるとともに、ブレーキ・エネルギー回生システムが運動エネルギーを電力に変換し、バッテリーをチャージします。これによりバッテリーの充電量を維持しつつ、その後も安心してドライビングを愉しむことができます。
バッテリー容量7.7 kWhの高電圧リチウムイオン・バッテリーを搭載しているので時速120kmまで電気モーターのみで走れます。
航続距離は最長36.8 kmとなっているので街乗りやちょっとしたお出かけの場合はバッテリーだけでカバーできそうですね^^
ということで、プラグインハイブリッドモデルを検討する際に気になりそうな点を少し調べてみました。
・自宅の充電用コンセントの設置費用
自宅に電気自動車充電用コンセントが必要になりますが、気になるのは設置費用ですね。
BMWに頼むと費用は一般的には15万くらいみたいです。
ネットで電気自動車壁掛けコンセント工事とかで検索すると8万くらいから見つかりますね。
EV用200Vコンセントがあれば車付属のケーブルつなげて充電できるのでこだわりが無ければ安いところで頼んだほうが良さそうですねw
BMWに頼む場合
「BMW i wall box pure( ウォールボックス・ピュア)」というスタイリッシュな充電器をつけることもできます。
本体価格は132,840円+設置基本費用として145,800円が必要になります。
設置費用については基本となっており、標準工事(調査から設置工事まで)以外に費用が別途必要になる可能性もあるそうで
30万~追加工事などあったりすると40万くらいと結構なお値段になりますね^^;
今後もプラグインハイブリッドを乗り継ぐって方は格好いいしありかなと思います^^
・リチウムイオン・バッテリー交換や保証
リチウムイオン・バッテリーは高価なので交換や保証など気になりますよね^^;
こんな文面を見つけました。
BMWのプラグイン・ハイブリッド・モデルに使用されているリチウムイオン・バッテリーは従来のニッケルや鉛、カドミウムといったバッテリーと違い、自動車用に最適化された高性能のバッテリーです。
BMWバッテリー証明書の範囲内であれば、BMWの新車登録日から6年、もしくは、走行距離100,000 km以内で、バッテリーの修理・交換の必要が生じた場合は保証いたします。
詳しいサービスや保証内容についての詳細は、BMW 正規ディーラーにお問い合わせください。
「もしくは」って意味がどちらを選択してもよいという条件とするなら走行距離10万キロまで保証されるのなら安心ですね。
新車登録日から6年が適用されると3,5年くらいサイクルで乗り換える方が多そうなのでそちらも問題なさそうですが、長く乗りたい場合や中古で手に入れた際の保証とか心配ですね。。。
購入する際はその辺もキッチリ確認して購入されると安心かと思います。
ちなみにHV車のアクティブハイブリット3のバッテリー本体価格は63万するらしいです。。。
交換工賃もかなり掛かるようですね。
まあバッテリーの寿命などあまり気にしなくて良いのかもしれないですが^^;
中古車のリチウムイオンバッテリーの保証などは今後BMWの方で整備されるといいですね。
そうすれば安心して中古で購入できますしプラグインハイブリッド車の中古相場の安定にもつながりますし^^
・走行可能距離や燃費について
バッテリーのみでの航続距離は最長36.8 km走れますのでちょっとしたお出かけとか街乗りとかなら電気だけで走れそうですね。
緊急時には燃料タンクが空の状態でも走行することが可能なそうです。
逆の場合(バッテリー切れでガソリンだけで走る)は記述が見つからなかったのですが当然可能なのでしょうね。
燃費は欧州複合モードで47.6km/Lとなっていますが、これってどの測定状況の数値なのでしょうね?
これだけの数値なので電池が切れたら充電しての燃費でしょうね。
調べたら330eの燃料タンク容量は41L(通常の3シリーズは60Lなので3割位小さい、ちなみにアクティブハイブリット3は57L)だそうなので1回の電池フル充電、ガソリン満タンで1,951km走行可能というのならすごいと思いますがそれはないだろうなあ^^;
1回の充電で併用モードだとどれくらい走れるのかわかりませんがそれでも素晴らしい燃費ですね。
電池が切れてガソリンだけって走行だとよくても10km/Lくらいでしょうね。
i3燃料タンクは9リッターしかないのと比べると41リッター入るならそれほどガソリン頻繁に入れる必要もなさそうでいいですね。
前に記事にしたディーラーでもらった卓上カレンダーの1月のカレンダーの表紙にもなってる330eなので期待されているモデルなのでしょうね!
いろいろ書きましたが、自宅やマンションに充電器が設置可能な環境なら選択肢の一つして非常に魅力的なモデルだと思いました^^
今後のプラグインハイブリッド車の動向に注目したいと思います^^
それではまた!
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